世の中にいろいろな技術系のニュースが毎日配信されておりますが、ピックアップしてまとめていきます。

FortniteがApple Store/Google Play Storeから削除

いろいろなところでニュースになっていますが、人気ゲームのFortniteが独自の課金システムを導入することで、Apple Store/Google Play Storeから削除されました。

30%という高いマージンを取れることで、このような対策を行いリジェクトをされているのですが、我々アプリ開発会社としても非常に気にするニュースではあります。

レビューのガイドラインで大まかな方針を記載しているのですが、どうにも曖昧です。。。少なくともどのような場合はOKでどのような場合NGであるか、リジェクトの条件が曖昧なのは開発側からとすればリスクではあるので明確にしてほしいですね。Apple様お願いします。。。

Fortniteを削除されたEpic Gamesが反アップルキャンペーンを全力展開、提訴も準備

なお、Facebookも30%課金に対して反発を表明したようです。繰り返しですが、これでビジネスがストップされるのは割けたいので、明確にしてほしいですね。

Epic Gamesに続きFacebookがアップルApp Storeの30%税に反発

 

MSがデュアルスクリーンAndroid端末Surface Duo

昔はWindowsにこだわっていたマイクロソフトのここ数年で、OS/Officeビジネスからの方向転換もあり、プラットフォームに依存しないビジネス展開をしているのですが、ついにAndroid端末かつデュアルスクリーンの携帯端末を発表します。

個人的には今はなきWindows Phoneの出来は非常に良かったですし、昨今Surfaceの人気も高いので、ハードウェアでの巻き返しを期待したいところです。

サティア・ナデラに変わってから、今までのMSのビジネスを一気に変えていって株価も上がっていっているので、非常に面白い会社になってきていますね。

マイクロソフトのデュアルスクリーンAndroid端末Surface Duoが9月10日に米国で登場

また、次世代のXBoxもこの11月に発売するようなので、こちらもどのようになっていくか楽しみですね。

次世代Xboxは2020年11月発売、ようやくマイクロソフトが発表

 

Chromebook上でのAndroidアプリの開発を容易にするChromeOS.devが登場

Androidの開発については、今までWindowsでもMacOSでもどちらでもという感じでしたが、ChromeOSでよりAndroidアプリの開発を容易にするプラットフォームを発表しました。

iOS/Androidの両方を開発している弊社としては、OSに依存しない開発スタイルでありたいのですが、ビジネス的な戦略としては、自社で持っているOSと連携させるというのも納得はいきます。

ChromeOS自体、どこまで伸びていくかはまだ未知数ですが、今後の展開とChromeOS.devの伸び次第では、Androidを開発している方は考慮していかないといけないかもしれません。

Chromebook上でのAndroidアプリの開発を容易にするChromeOS.devが登場

 

AWS、量子コンピューティングの新サービス「Amazon Braket」を提供開始

一般の企業で使うことはないと思いますが、量子コンピューティングのサービスをAWSで提供されました。膨大な計算能力を必要とする研究を行うようなビジネスをしている方は要チェックですね。

https://japan.zdnet.com/article/35158146/

 

FacebookがInstagramの社内セキュリティツールをオープンソース化

Instagramの性的コード解析をしていた、「Pysa」というシステムをオープンソース化しました。Pythonのコードが対象のようなので、Python開発をしているかたは検討してみてもいいかもしれません。

https://japan.zdnet.com/article/35158050/

 

How Trump’s war on WeChat could upend the global tech industry

日本でもニュースになっていますが、舞台となっているアメリカでも結構Techのニュースでは上がっていますが、TikTokに続きWeChatもブロックするとのことです。

政治の世界についてどうこうは述べませんが、少なからずビジネスへの影響はあるので、いい方向に行くことを祈っております。

https://edition.cnn.com/2020/08/13/tech/tencent-tech-investments/index.html

 

脆弱性情報

いくつか脆弱性についてのアップデートがありましたので、こちらにまとめて公開しておきます。

1.Adobe Acrobat Readerの脆弱性

https://helpx.adobe.com/security/products/acrobat/apsb20-48.html

2.PHP (解放済みメモリ使用 の脆弱性)

https://www.jpcert.or.jp/wr/2020/wr203101.html#4

3.Apache Struts 2

https://cwiki.apache.org/confluence/display/ww/s2-059

https://cwiki.apache.org/confluence/display/ww/s2-060

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