毎日お届けしている持ち回りで各部門の長に2021年の展望を聞く特集企画、
最後はやはりこの方、bravesoft 代表取締役CEO/CTO 菅澤英司にお話聞かせて頂きました。

 

bravesoft 2020年を振り返って

高瀬(以下高)「まずは2020年を振り返って、bravesoftにとって2020年はどんな1年でしたか?」

菅澤(以下菅)「とにかくコロナに尽きる1年で、経営者として“このままだと会社が成り立たないんじゃないか”と思うくらい、会社の危機、経済の危機を感じました。ただ、それをただ感じているだけで何もしなければ本当に潰れてしまうので、何があっても生き続ける会社を目指して色々考えたり、チャレンジした1年でしたね」

「そのような状況下において、具体的にはどのような事をやっていたのでしょうか」

「表向きはYouTubeばっかりやってたようにしか見えないけど(笑)裏では資金調達や営業予測、シミュレーションなどの検討や打ち合わせなど、色々やっていました」

「その中で状況を打破すべく、決断した内容などをお聞きしたいのですが、具体的なアクションはお聞きできますか?」

「やっぱりeventosをオンラインイベントに向けて舵をきれた事が重要な決断でしたね。社長である自分がその方向転換を提案した時に、”それをやろう!”というカルチャーという土台が合ったことにより決断できましたし、結果的にオンラインイベントの需要が高まり、eventosも多くのオンラインイベントで使用して頂けたので、その決断は大きかったと思います」

「オンラインイベントに方向転換しようと思った具体的な切っ掛けは、何かあったんですか?」

「ちょうどeventosの開発合宿をやっていて、そこでは全然違う機能について検討をしている最中でしたが、その夜中にちょうどオンラインイベントに関するニュースを見ていて、そこで決断しましたね。”コレ作ってる場合じゃねえ”って(笑)」

「(笑)あとは2020年大きかったトピックスとしては、3月末に発表した資金調達もあると思います。そこでの調達を得ての変化などはありました?」

「もちろんeventosの投資に力を入れる事ができたり色々と変化はありましたが、印象に残っているのは出資をして頂いたベネッセ・ホールディングス様と近い距離で色々とやりとりができるようになった事ですね。一緒に色々と取り組む事で賞(AI StLikeの経済産業大臣賞受賞)も取れましたし。我々ベンチャーはスピード感を重視していますが、ベネッセ様とのやり取りで品質の補填もできるようになったと思っております。オープンイノベーションですね」

「あとは2020年から開始した事で言えば、先ほども話が出ましたが、社長が自ら広報活動を行うつよつよchの開始ですね」

「起業してからずっと営業に駆けずり回っていましたが、現場が育てられたので前々から興味があった事にチャレンジしました。twitterも2020年から開始しましたが、それこそ少しでも多くの方に関心を持って頂く為にプロフィールを小まめに変更したり試行錯誤を繰り返しました。YouTubeに関しては結果として月間3万再生まで育てる事ができましたし、ここまでできるとは思っていませんでした」

「現在、チャンネル登録者数もうなぎのぼり、トータルの動画視聴再生は22万を達成しています(2021年1月21日現在)が、YouTubeを始めた事で社長の中で始める前と比較して”変化”はありました?」

「これまでは”自分をどう外の人に見てもらうか?”という事をあまり考えてはこなかったのですが、実際にYouTubeを始めた事でそうした視点で考える事ができるようになり、凄く成長する事ができたと思っています」

「最近はbravesoftの採用においても、“YouTubeを見て興味を持って応募しました”などの声も届いています」

「取引先や商談においても、“YouTube見たけど面白いね!”と言って頂ける機会も増えましたし、即効性があってとてもやった意義はあったと思っています。周りは遊んでいるように思っていたかも知れませんが(笑)」

 

bravesoft 2021年の展望

「それではここからは2021年に向けたbravesoftの展望をお聞きしたいと思っています。ズバリ、2021年はどんな1年にしたいでしょうか」

なんと言ってもeventosを成功させること、これに尽きると思っています。去年は一生懸命bravesoftで事例を作ってきましたが、最近もイベント業界で話題になっていますし、”こんな事できないか?”という相談も多く受けていますし、マーケティングや開発もまだまだできそうなので、ものすごく手応えを感じています。ですので2021年は引き続きeventosで具体的な結果を見せる事で、eventosもbravesoftも広めていきたいですね」

Live!アンケートAppvisor Pushなど、eventos以外のプロダクトに関してはどうでしょう?」

「現在、Live!アンケートやAppvisor Pushもそうですが、受託開発部門においても同様のサービス・同業他社と比較した際に、圧倒的に凄いレベルになっています。それも各プロダクトの担当スタッフに優秀な人達が増えての結果だと思ってますし、ようやくやりたい事ができる環境になったと思っていますので、もっと多くの方々に使用して頂くサービスを提供していきたいですね」

「採用面に関してはどうお考えでしょう?」

「コロナの影響もあり抑えていましたが、強化していきたいと思っています。2020年は新しい事業、サービス、プロダクトを出せた事でオンラインやDXの必要性を感じさせる1年でしたので、そうした取り組みを一緒にやっていきたい人と一緒に働きたいですね」

「ありがとうございました。最後に2021年の抱負があれば教えて欲しいのですが…」

「やはり“eventosを伸ばす”という点に尽きると思っています。それが一番会社として飛躍できる事だと思っているので、それを実現していきたいですね」

「それでは最後に、このブログを見ている方に向けてメッセージをお願いできますか?」

「今、bravesoftは非常に面白いタイミングだと思っています。そのストーリーを一緒に体験して欲しいので、是非そうした事を感じてくれる企業様と一緒に仕事をしたいですし、そうした志を持って我々と一緒に働きたいと思う人は是非bravesoftの門を叩いて欲しいですね」

「ありがとうございました!」

 

編集後記

なんとかbravesoftはこのような状況下におきましても、2020年も増収増益で終える事ができました。その背景に経営者として我々が見えない部分で色々と思慮を重ね…色々なドラマがあった事がインタビューから伺えましたね。社長、お忙しい中ありがとうございました。

以上、7回連続で各部門の責任者の声をお届けしましたが、共通して「2021年は勝負」であると口を揃えておりましたので、今年2021年はbravesoftの真価が問われる1年になると思います。
我々は精一杯、やれる事を実現し、bravesoftのビジョンである「最強のものづくり集団」を目指していきたいと思っておりますので、みなさん2021年も何卒、宜しくお願い致します!

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