こんにちは。
ブレイブソフトで主にtoC向け自社サービスの開発・運営を担当しているコンシューマ事業部の伊藤です。
世界のアプリ動向に目を向けつつ、日本でもそれを体験できるものという範囲で、
個人的に「これはいい」と思ったアプリ・サービスをご紹介させていただきます。

 

今回ご紹介したいのは「Quora(クオラ)」というQ&Aサービスです。

 

実はこのサービス自体は結構前からあるんですが、最近、特に日本におけるアプリ版が洗練・活性化してきているので内容のご紹介をさせてください。

何がすごいか?

まず、いろんなQ&AサービスがありますがQuoraは実名です。

 

日本でQ&Aサービスと言えば「ヤフー知恵袋」や「教えてGoo」などが代表的ですが、
いずれも匿名性が高いサービスで、インターネット黎明期に出来た「集合知を目指して実際にはコミュニティとして成長した」典型と言えるでしょう。
ですので、本気で疑問に答えを欲しいと思っても単純なものであれば回答にたどり着けますが、
「この業界は今後どうなっていくでしょうか?」みたいな抽象度の高い疑問に満足な回答が得られるかというと、難しい側面がありました。

 

そういった意味では実名で回答者の職業や社会的な背景がわかるQuoraは、
抽象度の高い疑問に対して納得がしやすい回答が得られるサービスといえます。

導入まで

アプリストアで検索すればすぐに出てきます。

 

特に迷うこともなく、メールかSNSアカウントで登録できます。
Facebookが相性良さそうですね。

使ってみた感想

やはり、回答している人のバックボーンがわかってて回答を読むのは読む方も流し読みせず、
どんな気持ちで、どんな理由でこう答えているのかが見えるので納得度は高いです。

 

 
例えば、連続起業家で有名なけんすうさんが、
キングコング西野さんのサロンの価値について書いていますが、中にいる人はどんな感じで考えているのかを見られるのが良いですね。

改善するなら?

読む分には申し分ないですが、回答を書く方はどんなモチベーションなのかは気になりますね。

 

Quora自身がオフィシャルな回答者を募集してインセンティブを与えているようですが、実名で自分の見解を書こうと思う人は、だいたいがセルフブランディングしてる人だと思うので回答する人のモチベーションが向上する仕掛けがあると面白いかもしれないですね。

 

あとは最近特にアプリでの改善も頻繁で日本での認知も広がっているように思いますが、質問者・回答者の裾野が広がれば広がるほど、下世話になっていくのをどうやって食い止めるかも結構ポイントかなと思います。

取り入れたいポイント

ブレイブソフトは完全匿名のチャットアプリ「HONNE」を運営しているので完全に真逆のサービスですが、逆に匿名だからこそ色眼鏡ない意見というものが集められます。

 

そういった意味では「人」ではなく「言っているロジック」に評価が集まるような仕組みができてベスト回答のようなQ&Aサービスにできれば・・・と思いました。

 

取り入れたいポイントとしてはそう言った「取捨選択」「集中」という明確なサービスの方向性はいいなと思っています。

 

オススメ度
いろんなQ&Aサービスに飽きた、もっと濃い話を聞きたい、など考えている人にオススメ!
★★★★☆

 

面白そうなアプリ・サービスを日々探しているので次回の更新をお楽しみに!

 

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