※菅澤より全従業員に向けて送ったメッセージとなりますが、
弊社のビジョンを共有する機会でございますので、本人に許可を頂き掲載を致します
ブレイバーの皆さん
おつかれさまです。
5月も下旬になり、早くも夏を感じる季節になりました。
いつもならホンネ調査やエントリーシートを集めたり、
下期への準備を始める時期ですが、今年は特別な年になっています。
「100年に1度」と言われる経済危機により、先が見通しにくい状況です。
既にいろんな会社の倒産が報じられていますが、まだまだ出てくると思います。
我々もまずは自分の生活や家族を守るため、そして我々の目標を果たすため
最大級の危機感を持ってこのピンチを乗り越えていかなければなりません。
いつもとは違います。
3/9にアップされた社長メッセージにも書きましたが、
たしかに我々はどちらかといえば恵まれています。
現在でも問い合わせが毎日来ており、3月中旬に自社サービスeventosを
とっさの判断でライブ配信に踏み切ったことで、沢山の商談の機会も獲得しています。
そして何より、皆さんがガンバリました。
リモートでもゆるむことなく、全力で達成する組織が誇らしく思います。
しかし、本当の危機はこれからです。
4月の緊急事態宣言の影響は大きく、プロジェクトの中止など、これから様々な影響が出てくるでしょう。
問題は「下期にどこまで悪くなるか」です。
これを正確に予測出来る人は誰もいません。
だからこそ今は、悲観的な予測も立てたうえで、
全員で力を合わせて、そうならないよう徹底的にベストを尽くべきです。
しかし、希望もあります。
いくつかの進行プロジェクトで新しい流れが出てきてます。
まずはプラスとマイナスを客観的に整理して、下期の作戦を立てる必要があります。
だから、今回はいつもと違う形で下期に向かいます。
まず、来週末のブレイブナイトにて下期の大まかな方針を発表します。
その後、下期に向けてエントリーシート、ホンネ調査を実施します。
そして、6月末のキックオフ合宿で下期の全体計画を発表します。
その上で、各チームごとの行動計画を話し合って決めてもらいます。
こういう時期だからこそ、自分達の未来を真剣に話し合いましょう。
今回はいつもよりスケジュール的に1ヶ月後ろにずれた形です。
後ろにずれるのはもどかしいけど、遠くが見えている方が良い作戦が立てられます。
そして、作戦を立てる前に、すぐにでも皆さんに実行して欲しいこともあります。
それは「徹底的に顧客に価値を提供すること」です。
大恐慌が起きて2割の会社が潰れるとしても、8割は生き残ります。
生き残るのは、「常に顧客に選ばれている会社」です。
そういう会社、そういう人材になれば絶対に生き残れるんです。
顧客に遠い立場の人は、より顧客に近い人に価値を提供してください。
危機とは関係ないようですが、これから本当に問われるのはこのことです。
100年に1度の危機は、どうやら10年に1度くるようです。
「よし危機が来た。今回はどう乗り切ってやろうか」
挑戦し続ける仲間と共に、この年末あたり、勝利の美酒を交わしましょう。
引き続きよろしくお願いします!
2020年5月19日
bravesoft CEO & CTO 菅澤英司