いまから15年前、大学生のころ、僕はスタジオジブリの近所に住んでいた。 距離にしてわずか100mだったので、毎日のようにジブリの横を歩いていた。その頃のジブリの知識はごくごく一般的なレベルで、あぁあのトトロの会社がここな…
「頭が良いって何?」の答えは「抽象的思考力」 #13
頭が良いってなんだろう? 最近はAIブームもあって、「知能とは何か?」「頭が良いってどういうこと?」のような疑問が増えている。ちょっと哲学的な問いでもあるし、正解のない永遠のテーマのようで、勝手ながら僕の中ではひとつの結…
中国社員の結婚式に日本人社長が参加してきた話 #12
結婚式。それは人類共通のシアワセな儀式。民族の文化性がおおいに表出するが、異国の結婚式に参加する機会は少なく、謎に包まれている。そんな2016年末の折、四川省成都にて中国人社員の結婚式に参加させてもらう機会に恵まれたので…
中国の成都に出来たリアルVRジェットコースターに乗ってみた (in 成都欢乐谷) #11
近年、ジワジワと拡がりを見せるVR、なんでもやってしまえ精神の中国では、実はかなりVRが街に浸透している。たとえばネットカフェのようなVRカフェが出来たり、観光スポットの一角にVRコーナーが設置されていたりする。 成都に…
さあ、断食の旅に出よう #10
なんだかんだで飽食の時代だ。 連日の飲み会はご馳走に溢れ、生きるためというよりも、楽しむために食べている。 馬車馬のような食生活にちょっとした疲れを感じている人は少なくない。そんな人にぜひ試してほしいのが今回紹介する「断…
ガンジス川で考えるカーストと日本 #9
暑苦しい・・!。 それがインドに感じた第一印象だった。 5月のインドは灼けるような暑さで、1分も歩けば滝のような汗がでる。エアコン付きの店も少なくて、仕方ないので日陰でぐったり風を待つ。 1分もそうしていると今度は決まっ…
人はなぜインドに呼ばれそして愛するのか? #8
最近、なんだか呼ばれたような気がして、インドに行ってきた。 インドのほうも待ってくれていたようで、数々のエキサイティングな体験で迎えてくれ、 気のせいか少しだけバージョンアップして帰ってくることが出来たようだ。 不思議な…
【検証】フジテレビ低迷は地デジ化が理由!? そしてUIの重要性 #7
●フジテレビの謎の低迷が話題に フジテレビが売上1位の座を日テレに明け渡したらしい。 日テレがフジを抜いて民放テレビ局売上トップ(マイナビニュース) 民放テレビキー5局の2015年度(2015年4月~2016年3月)決算…
ベーシックインカムの時代に黒澤監督と生きる #6
(黒澤明監督/東宝「生きる」より) ベーシックインカムの議論が活発になってきた。 ベーシックインカムというのは、全国民に生活できる程度の現金を支給するという社会保障のアイディアで、もし具現化すれば仕事をしなくても生きてい…
人工知能の時代でも、仕事は無くならない #5
人類は人工知能の春を迎えたようだ。 AlphaGOは囲碁チャンピオンを打ち負かし、車の自動運転も実用化され始め、小説や絵画を書くAIも出てきている。そんなAIの勢いを見て、これからますます便利になりそう!と…
怠惰はエンジニアの美徳 #4
あれは10年ぐらい前のこと エンジニアとして駆け出しだった自分は寝ても覚めても腕を磨くことを考えていた時期で、特に「設計力」というものを身に着けたくて、目に映るものを片っ端から頭のなかで設計してみるという修行を自分に課し…
自由人たるエンジニアはアジャイル旅行へ出よ #3
「アジャイル旅行」という単語を知っているだろうか? ほとんどの人にとっては初見の単語と思われるが無理もない。 なぜならついさっき思いついたばかりの新単語だからだ。 このスキー写真は先日僕が「アジャイル旅行」でスキーに行っ…
現代の侍、それはスーツアクターとSE #2
武士道とは死ぬことと見つけたり 〜「葉隠」より〜 日本には古来より武士道という思想があり、 大義のためには私情を廃し誠意を尽くすという真摯な価値観は、 日本人の美意識としてその中核を占め続けてきた。 それでは、伝統をおざ…