猛暑が続いていますが、皆様夏バテになってないでしょうか? コロナで外回りが少なくなるなかで、久々に外まわりすると猛暑にやられそうな今日このごろです。

それでは、今週も世の中にいろいろな技術系のニュースが毎日配信されておりますが、ピックアップしてまとめていきます。

 

「ロケーションテック カオスマップ」を公開

クロスコミュニケーションズ様が、ロケーションテックのカオスマップを公開されておりました。マップサービスは皆様にとっても身近であるかと思います。

広告についてもロケーションに応じた広告ということで複数のサービスが参入されていますね。

今後日本版GPSにあたる準天頂衛星「みちびき」の本格活用やIoTデバイス、5Gの普及により、位置情報データの種類・量は拡大することが見込まれる

とのことですので、位置情報サービスにも注目が必要ですね。

位置情報ビッグデータ解析・活用のクロスロケーションズが「ロケーションテック カオスマップ」を公開

 

Instagramがフィード末尾に「おすすめ記事」を追加、新たな広告スペースを発見

下記記事に記載されているように、Instagramにおいて新しい広告スペースを追加するようです。
 
こちらから学ぶこととしては、以下の2点になるかと思います。このようなSNS系の実装において参考にしてみてもいいのではないでしょうか。
 
・ユーザーがInstagramフィードを最後までスクロールした時に「You’re All Caught Up」(コンテンツは以上です)とユーザーに通知する機能
 ※中毒化の改善を目的とした健全性
・このYou’re All Caught Upの画面に広告やおすすめを表示するようにする
 ※健全性を使ったビジネス面の強化
 

中国が国内用のGitHubとして代替サービス「Gitee」を構築中

米中でこのような話は継続的に出てくるかと思います。弊社も中国子会社をもっているのですが、このようなビジネス影響を及ぼすような制限がでないことをただただ祈るばかりです。
一方でビジネスチャンスがでる企業もあるのも事実ですが。。ちなみに、今度は台湾が中国サービスをブロックする話も出てきております。。。

 

EUのウェブサイトにおけるGoogleアナリティクスとFacebook Connectの使用禁止を求め集団訴訟が発生

こんな話ばかりですが、欧州のプライバシーキャンペーングループであるnoybが、EUにおいてGA/Focebook connectを使ってUSに情報を送っているサイトに対して使用禁止の訴訟を起こしました。

「両社は、データ転送についての法的根拠を持っていないようだ。グーグルは『Privacy Shield』(EU-US Privacy Shield、EUと米国間で商用目的での個人データの交換を規制するためのフレームワーク)が無効になってから1カ月経ったいまでもPrivacy Shieldに頼っていると主張している。Facebook(フェイスブック)は米国の監視法がEUの基本的権利の本質に違反していると裁判所が認めたにもかかわらず『SCCs』(Standard Contractual Clauses、標準契約条項)を使い続けている」とある。

といっているところもあるので、簡単に解決はしない問題になりそうです。EUウェブサイトに対してではありますが、GDPR関連で考えるとEUユーザーがあるシステムでは注意が必要になりそうです。

 
また、オラクルとセールスフォースのCookie追跡がGDPR違反の集団訴訟に発展というニュースも出ているので要注意です。

 

開発者の生産性とコードの品質を分析するプラットフォームのMericoが約4.35億円を調達

すべての言語というわけではないですが、開発者の生産性とコード品質分析サービスが注目されているようです。生産性と品質をはかるのは非常に難しい(何をもって生産性が高く品質がいいとするか)ですが、このようなサービスがスタンダード化などされていくのを期待します。

開発者の生産性とコードの品質を分析するプラットフォームのMericoが約4.35億円を調達

 

Typescript4.0/Kotlin1.4 がまもなくリリース、Google Clould Gaming ServerもGAに

以下のように、言語およびサービスがいくつかリリースとなっていきます。弊社としては特にKotlin1.4が影響があります。パフォーマンスの改善などは期待したいところです。

また、Cloudとしては若干送れているGoogle Cloudでもゲームサーバーに特化したサービスをGAしました。DeNAとも組んでるようなので、ゲーム開発(とはいえ大規模ですが)では検討対象になりそうです。(説明不要かと思いますが、このGAとはGoogle Analyticsではなく、General Availabilityの略称で、正規版・安定版を示します)

Microsoft’s TypeScript 4.0 programming language arrives: It’s a big milestone

Programming language Kotlin 1.4 is out: This is how it’s improved quality and performance

Google Cloud’s Game Servers moves into GA

 

BlackBerryが5GのAndroid端末として2021年復活

最近の人はあまりピントこないかもしれないですが、ビジネス携帯といえばBlackBerryという時期がありました。
その後iPhone/Androidの台頭により名前をほぼきかなくなりましたが、Android 5G端末として復活するようです。どのような端末になるか楽しみですね。
 

今週のAppNews(Techcrunch)

先週はなかったのですが今週はでました。Fortnite/TikTokの話題が中心だりつつも、一部外でもニュースになっていた、TestFlightを使ってApple Store外で公開する人が結構する点が指摘されています。
懸念としては、これでTestFlightの制限が強化とか申請が強化されてビジネススピードが落ちないかが不安ですね。
あとは、Android 11 removes the option to choose your preferred third-party camera app とあるようにAndroid11でユーザープライバシーを守るためにもサードパーティ製のカメラアプリを選択リストから削除する動きになるようです。

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